第32回シマノ鈴鹿ロードレース

T木

平成27年8月22日,23日 サイクリストの祭典、シマノ鈴鹿ロードレースに参戦してきました。
自分なりの感想、想いを述べたいと思います。

去年も参加しましたが、あいにくの午後からの大雨でレースが中止となってしまいました。
実質、去年のこともあり、鈴鹿は初めての参加となります。何とか天気だけは、もってくれー!と祈る思いで毎日、天気予報とにらめっこしておりました。(’’)
あと、レースに合わせたわけではないのですがホイールも新調し、モチベーションを高めてその日に臨んだつもり
だったのですが...。

22日早朝、天気は何と雲り! 何か、怪しいな〜と思いつつ、車に荷物を積み込んでT店長宅へ向かう。その途中、
みんなから続々と出発のLINEが飛び込む。
みんな、気合入りまくり! 緊張感が湧いてきます!
とか言ってるうちに、T店長宅へ。 おはようございます! まだなんか眠たそうな感じです〜。(^^)
支部B班、出発〜!一路、スズカへ!

集合場所のコンビニでは、皆さん既に到着。何か、待ちわびていたかのように落ち着かない様子です。
でも、このワクワク感が心地いい〜。
急ぎ、スーパーで買い出しを行い、キャンプ場へ向かいます。

到着後、テント設営や身支度をしたりしていますが、T店長ここでサプライズお披露目です。
なんと、ホイールがすごいことに。ディープリムカーボンにお店の名前、それもイエローの文字、むっちゃ派手です!
まだ、サプライズはあります。H部長はさりげなくステムとシートポストの変更、よりアグレッシブに戦闘的なイメージに。
それとヘルメット。あまり詳しいことはさて置き、
結構、派手にかっこよく決まってます。M主任はシステムをDI2に変更!よりグレードの高い走りが期待できます。

そして、私は60のディープリムカーボンを装着。C24の装着と比べて重くなるかなと思いましたが、
いい意味で期待は裏切られ、むっちゃ軽いです!。 見た目も戦闘的になり、まったく別のバイクになってしまいました。
これで乗り手が実力に伴っていれば、言うことなしですが、 ガンバリます。とここまではよかったのですが...。

みなさんからの評価は高く、特にH部長からは一言、”セクシー”だそうです。わかったような、わからんような…。
うちのバイクは女やったんかな?
で、それぞれの品評会もたけなわに過ぎ、昼食後は受付とアップも兼ねて会場へ向かい、次第にレースの雰囲気に浸って
モチベーションを上げていきます。

会場に入ると、まあ、すごい数の自転車とカラフルなウエアー。 でも、うちのジャージが一番目立ってます。



会場のブースも見て回り、他のレースを見てるうちに刻々とスタートの時間が迫ってきます。ドキッドキッ!
やがて、各カテゴリーごとに並ぶ。時間がきました。我々の参加カテゴリーは2時間エンデーュロ ソロ。

2時間1人で走りづくめです。メンバーは、H野部長、M村主任、T中店長、N島氏、W邊氏、私の総勢6名!
レースとしては全体でソロだけでも500名以上!
技量が違うメンバーが同じスタートラインに並ぶのはあまりないのですが、仲間と一緒だと落ち着きます。

スタートの合図で一斉に飛び出す!メンバーに追走して、半周を過ぎる。徐々にペースが上がる。1周目を過ぎるとさらに
ペースが上がり必死で付いていくが、これで2時間もつのか? 自問自答しながら自分のペースに持っていく。

2周、3周と周回を重ねていくうちに左脚に違和感を覚える。 いやな汗がでてくる。”やばい!”ペースを落として走行するが、違和感は取れない。

4周目を過ぎて60Rのちのストレートに入ったところで、電気が走る。”痛っ!”ふくらはぎが硬直する。脚が止まる。
もう終わりか〜と思いつつ、片手でマッサージし、筋肉をほぐす。 水分を補給し血液の濃度を下げる。
左端に寄って、スピードダウン。後続の自転車に続々と抜かれる。
と思っていたら、M村主任がさっそうと追い越していきます〜、 さよなら〜、 ガンバッテ! と思いながら、
何とか止まらずに走ります。

ここは、順位関係なく、やるだけやろうと気持ちを切り替え、完走を目指す。
騙し、騙しで走るうち、痛みが和らぎ周回を重ねていくと、いつの間にかN島氏が応援? 何でやねん?と思いつつ、
ひたすらにペダルを回す。でも、踏ん張っていくとまた激痛が走る。その繰り返しで、不完全燃焼のまま何とか
ひたすら走る。

周回を重ねて、O原さん、N島氏の目の前を通過した時、呼び止められる。 なに、なに! すると、私の車の警報装置が作動して、止め方がわからないと会長からの連絡!とりあえず、ストップ。 休憩がてらに警報の止め方を説明。 
休憩した分、余力を持って再スタート。

するとH部長が、後ろから、まだまだ〜、これからじゃ〜!と言わんばかりに激走。しばらく引っ張ってもらいましたが、
やっぱり早いですー。途中で痛みが出てペースダウン。H部長、ガンバレー!

必死で、踏み続けること2時間。最後の周回を終えてゴール! もう、むっちゃ疲れました。不完全燃焼で終わったレースですが、いい教訓にもなりました。結果は、528人中229位でした。

会長の言われたとおり、80パーセントの力量で走る心掛けが大事!という事がとことん身にしみました。
筋肉をほぐすストレッチも十分行わず、いきなり夏の2時間こぎ続ける運動は予想以上に負担が大きいことに気が付かされました。
どちらにしても、今回は、準備不足であったのと2時間をぶっ続けで走るのは初めてで、どうにかなるだろうは、
禁物です。甘く見ていたのは猛反省です。

次回はこの教訓を胸にリベンジです!
という想いを抱えつつ、皆さん事故も怪我もなく無事終了〜。良かった、良かった。

この後は、もう一つのお楽しみの宴会が始まります。会長、K澤さんの手作りのお・も・て・な・し!で、
身体が癒されます。
串カツ トンカツ、焼きそば、お好み焼等々が続々と出され、大変おいしく頂きました。いつも本当に有難うございます。
この場をお借りして、再度、お礼申し上げます。 有難うございました。
お酒もレース談義も、宴たけなわで、夜も更けていき、皆さん早めの就寝…。 お休みなさい。zzz
お料理、本当に美味しかったです。

二日目は、H部長、O原さんを応援です。早朝5時半に起床し、試走を行い7時過ぎにはレース開始。
H部長はマスターズに参加、相変わらずアグレッシブな走りで上位に食い込む。お疲れ様でした。

O原さんは体験レースを参加されましたが、結構びっくりするほどガチで、上位グループ真剣に攻めておりました。
来年はぜひ、本番のレース参加をお待ちしております。

今回は、天候にも恵まれ充実した2日間でした!。皆さんのおかげで、完走し走り切ることができたことに感謝いたします。
特に会長には、キャンプ場の手配から食事の段取りまで、お世話になりぱっなしで、有難うございました。!
来年もぜひ、お世話になります。(^^)

今回のレースは、自分なりに満足できるものではなかったですが、結果を受けとめてレベルアップを目指していく
つもりです。

メンバーの走りや他のチームの走りを見て思いましたが、単に思いのままに走るのではなく、コースを熟知し早く最短で通過し、タイムを縮めることに徹する。例えば、速度の出る下りのシケインはいかにトップスピードのままコーナーに入り速度を殺さず、負担を抑えて立ち上がりまで維持するのか。自分自身でシュミレーションし、想像を膨らませることによって、レース展開が変わってくるものだと思います。
機械の場合はレース途中でも、部品交換で済みますが、自分の体は交換ができません。負担を最小限に早く周回し、
最後のラストまで体力を温存する。自分の力量を把握し、ペースを覚えることなど、まだまだ奥が深いものだと、つくづく感じました。

まだまだシーズンは続きますが、これからも皆さんと共にチームを盛り上げて行きたいと思います。
よろしくお願いいたします。

長文失礼いたしました。


T木