初アワイチ行ってきました。

昨日の25日(木)に幼なじみの友人(男性)と2人で淡路島一周(通称アワイチ)に
行ってきました。
前々日くらいまで仕事の休みが取れるか分からなかったのですが、前日に休みが
取れるのを確認できたので、決行することになりました。

生まれて初めての自転車150キロの旅。
丹後半島合宿のときは約100キロ地点で惜しくも生中1杯の誘惑に負けてリタイヤ
していたので(笑)、今回は何が何でも完走を目標にと挑みました。

淡路島に行くには自転車と歩行者のみ船で渡る方法と、車で鳴門海峡大橋を渡って
入る方法があり、私達は車で大橋を渡り、渡り終わったすぐの「淡路IC」で降りて、
淡路市岩屋にある市営岩屋駐車場(1日500円)に車を駐めて、バラしてあった自転車を
降ろしサクサクと手際よく組み立てて午前9時ちょうどに岩屋駐車場を出発しました。

国道28号線をひたすら南下して最初の1時間くらいで少しの休憩を取りました。
淡路島は通常時計回りで走るのが正攻法らしく、行きは向かい風、帰りは追い風
になると聞いていましたが、この日はほとんど風も無く潮のいい香りを受けながら
走れました。
国道の交通量は平日にしては結構多いらしく、海産物を運ぶ運送のトラックが往来
が特に多くて、かなり注意しながら走ってました。(休日は観光客でもっと増えるみたいです)
信号もそれなりにありますし、とりあえずは洲本市まではウォーミングアップのつもりで走ってました。

しばらくして洲本市に入ると国道から離れて市道76号線に入り、交通量も一気に
減り海沿いを友人と回しながら気持よ〜くかっ飛ばしてました。
丹後半島の合宿の時の事を思い出しながら・・・

中間地点に差し掛かったとこで一旦海岸沿いから離れて最初の山岳コースに入ります。
山岳と言っても距離は1.5kmと大した距離ではないですけど、平均斜度が9%、
最高斜度が15%と結構な激坂で、峠の入り口には平均斜度と距離の標識が親切に
掲げられていて、何かちょっとした気配りに「さすがやな〜」って感心してました。
途中でアワイチ名物の「ナゾのパラダイス」っていうテレビ番組で紹介された
怪し〜いパラダイスがありましたのでとりあえずパチリ。(アワイチでは有名な場所らしいです)

この後もまたキレイな海岸線に出て、ほとんど車も通らない道でとりあえず
昼食場所の「大鳴門橋」のある道の駅まで先を急ぎました。
といってもその間に峠越えが3箇所も・・・それもまた激坂・・・
最近の激坂闇練(笑)の成果も虚しく、ヘロヘロになりながら何とか無事に大鳴門橋
到着しました(残り距離約70km)
ゆっくりとうずしおを見たかったのですが、日没までにゴールしたかったのであまり
長居はせず、しっかりと補給してまた走り出しました。


同じようにアワイチしてる人がたくさん走ってるかって思ってましたけど、
ロードバイクで走ってる人は2組くらいしか見かけなかったです(休日だともっと多いんでしょうね)
ちょこっとだけ挨拶程度に話をしてたら皆さん結構遠いとこから車で来られてるみたいでした。

段々と日没時間に近づくにつれ、夕焼けの良い景色がカーブを曲がるたびに次から
次へと出てきて、若干の追い風にも助けられてやっとこさゴール間近になってきて、
沈む夕日に映る明石海峡大橋を見た時、ああ〜俺、完走したんや・・・
としみじみと思ってしまい少し込み上げてくるものがありました。
ダイエットのつもりで自転車に乗り始めた数年前、この歳で150kmも自転車で走るなんて
夢にも思ってなかったし、自分にはそんなことは不可能だと思い込んでました。
いや〜〜人間やればできるもんですね〜(笑)
もちろん、チームの皆さんの温かいご声援あってこその初完走。
それと一緒に走って随時写真も撮ってくれた友人のおかげでもあります。
この経験は大切にします。

走り終えてあらためて思い返してみて、山を必死で登ってると車に乗った老夫婦が
わざわざ窓開けて手を振ってくれたり、道を間違えそうになった時も漁師っぽい
おじさん(多分僕より年下)が親切に道を教えてくれたり、また標識や随所にある
注意書きなどが自転車乗りに対して温かみや安心感を与えてくれてるなと感じました。


コース的には4つの峠と海岸線独特のアップダウンが後半にありますが、
全体としては難易度はそんなに高くはないです。
バラエティーに富んだコースだと言えますね。お腹満腹になると思いますw
またいつか機会がございましたら、今度はエンドルフィン2で行けたらいいですね(^^)
泊まりで2周するとか・・・(笑)


長々と長文でしかも乱文駄文ではございましたが、最後まで読んで頂き
ありがとうございました。


N島