シマノ 鈴鹿ロード

自転車乗りにとって、
鈴鹿ロードが1年のハイライトで
その後はシーズンは終わりに向かう。

と誰かに言われたことがあるが、
本当に良い夏の思い出として記憶に残るイベントになった。



27日 晴れ
朝8時に主任に迎えに来てもらい、10時半には現地に着いた。
テントを張り昼食をとって、1時にはサーキットに着いた。

試走は早朝だけなので、サーキット内をゆっくりぐるぐる少しだけ走った。
天気が良くて暑かった。

3時過ぎ、2人組2時間エンデューロスタート
僕がスタートからの二週走る役だったが、
一週目はとにかく人が多すぎて前へ出にくい。加減速も多く疲れる。
二週目からはスムーズになった。
5週目の交代だったか、主任がピットに入るところで、ぶつけられホイールが壊れ、軽い怪我も負う。擦り傷
その後ホイールは師匠に借りて2時間を走りきった。

結果は
トップから2週遅れの68位(324組中)

先週から自転車にろくに乗れてなかったのもあって、なかなかキツかった。
ディープリム(コスミックカーボン)は重いため、平地は楽だが登りではトルクを必要とする。
足に掛かる負荷の振れ幅が大きくなる事に慣れる必要がある。

平均時速は38KM/H(サイコン) 平均心拍162 最大心拍185くらい



28日 晴れ
12時就寝の5時過ぎ起床。タオルケットが無かったので寒かった。
自転車整備、朝食にパンをとって6時半にサーキットへ。

トイレを済まし、試走。
7時半スタートだったので、余裕をもって主任と1週試走ができた。
もう一周は一人で。早いやつを見つけていいペースで走れたので、実践の感覚を少しつかめたように思う。
やはり前日の疲れが少し足に来ていたが、試走して足が少し回るようになったと思う。

主任のスタートを見届けて、15分は時間があったので、ストレッチしたり、目をつぶったりしてリラックスした。
ゼッケンは67番、六列目での待機だ。


コースが広いので4列目くらいのスタート。クリートも今回はうまく入った。

今日のレースの作戦は、師匠の教えやネットの分析から
・スタートしてからシケインまではとにかく前へあがり第一集団の前方へ行く。
・最終週のシケインまでに、10番以内に着けること。

大きくはこの二つ。

スタートしてからは意外と、ゆっくりぺースだったが、登りがきつくなるところですきまをみつけて、
40番くらいには着けた。
上手くて早い人は、もっと前へ行くことができるのか??

一週目はゆっくりなペース。
サイドからどんどん上ってくるため、自分もコーナーの立ち上がりや登りで上げていく。
声が飛び交い集団内は割りとストレスが高い。

二週目のシケインでは30〜40番手。
二週目は、集団の中に入って身動きがしづらい場面もあった。
途中スプリントポイント狙いの2人が飛び出すが、誰も追わない。
前方にはスタート時にたくさん居たバルバクラブのメンバーが4人くらいになっており、
これをベンチマークに先頭との間合いを計る。


最終週のシケインでは30番くらい、ホームストレートでただ後ろについていただけだった。
シケインまでの登りの後でペースが上りだす。
楽な位置に割り込んで来ようとしたり、ふらついたり、消耗している選手も多いことに気づく。
いささか僕も興奮ぎみで、「寄るな寄るな!」とか叫んだり、割り込んでくるやつには肘で制したりしてみた。

位置取りがやや後ろなので、スプーンカーブの登り、立ち上がり、ヘアピンカーブの立ち上がりで
上げていく。
集団は縦長になっており、
ヘアピンからダンロップカーブまでの区間は第一グループが中切れを起こしそうだったので
足も疲れていたが、慌てて前方へ上げる。

ダンロップカーブでも30番くらい。
最後のカーブ手前の直線から左側を走り前方へ、15番くらいまであげたが、
カーブをイン側で走ることになりさらに上げるが、バルバのアウト側のトレインから外れてしまう。

最終カーブ立ち上がりから踏み始め、残り200メートル時点では10番手くらい。
最後のさいごの踏ん張りが足らずに、先頭から1秒遅れの8位。
ダンシングのケイデンスも上がりきらなかったかと思う。
6位入賞までもうホイール一個分足らなかった。
バルバは優勝、2位、3位としっかりチームプレイをしていた。

乗るトレインを間違えたにしても、もう少し早くスプリントをかけるべきだった。

まあ、レース2戦目で30代の部8位なら、まずまずだと思う。
けいはんなで、集団についていかなかった反省が生かされたレースだったと思う。

平均時速40.89キロ 最高速度64.48キロ 平均心拍165 最大心拍192 平均ケイデンス92




一緒に行って頂いた、師匠とその友人の方々、主任、店長、ありがとうございました。
本当に計画、段取り、準備、相談…
移動やキャンプのこと、ホイールを貸していただいたり…
本当に何にもせずに快適に過ごさせていただきました。

夜はキャンプで楽しいお酒や花火を見たり、誕生会したり。
最高でした。

来年もぜひ出てみたいと思えるイベントでした。

ps
その後いろいろと思い返してみると、
最後のスプリントは、踏み始めるのが遅れたのはもちろんだが、
それよりも実力がまだ備わっていないと考える。