FP3 リフレッシュTurning TEST RUN

忙しい年の瀬12月も間もなく終了〜間もなく2013年巳年を迎える。
なかなか書けなかったブログアップ、頑張って書いてみよう〜!


今回の内容は愛車“PINARELLO FP3”は組上げ納車から15ヶ月が経過しました。
車には車検?点検?がありますが自転車にはありません。
私達が楽しんでいる自転車はロードバイクです。
時には時速60kmを超える速度で走る事もあります。時には100km、200kmも走ります。誰もいない山奥にも行きます。
私達は命を預けて乗っています。もしもの事が起きてからでは手遅れです。
そうなる前にプロショップで整備したいものです。


ずーと気になっていた点検、リフレッシュTurningをCalstyleさんへお願いしました。
その内容は下記の通り。
SHIMANO SLR アウターケーブル&ワイヤー(DURA7900/ULTE6900)
・ブラケットポジション変更
・コラムカット
・HUTCHINSON チューブレスタイヤ(N島氏のプレゼント品)
SHIMANO DURA ACE CN-7901 ←これはT店長のアドバイスにより(SPORTS-BIKE車検不合格…)
・Inotec 105 チェーンオイル化


 ワイヤーにはまずロード用とMTB用がある事を知ってましたか?
アウターケーブルは、ライナーの硬さが異なります。ロードバイクはアウターワイヤーをハンドルバーに沿わせて固定する為、曲げRによるブレーキ効率低下を防ぐためにライナーが硬めに作られています。一方、MTB用は柔らかいライナーで、泥に対する耐摩耗性に優れています。
普通のSHIMANOのアウターは固めです。この為、かなりの抵抗を受けてしまいます。
ノーブランドの物は安いプラスチックを使用しているので ロード用、MTB用なんてありませんがね〜
勿論、動きが…抵抗が…なんて考えてる訳も無く…紫外線による経年劣化も早いのも欠点でしょう。
ちなみに、ほとんどの自転車完成車はメーカー出荷時には残念ながら通常ノーブランドです。


 今回チョイスしたShimano SLRワイヤー/アウターケーブルのSLRとは、シマノ・リニア・レスポンスの頭文字を取った名称です。普通のSHIMANOワイヤーよりも少し高いですが…DURAグレードでインナーとアウターがセットされています。グリスはSHIMANO社でセットされています。


この商品の最大の特徴はワイヤーの動作部の抵抗を大きく減らしている所です。
軽いタッチで楽に操作出来ます。
大変イイ商品です。
しかし、この様なイイ商品でも作業者がどう作業するかがポイントになります。
どんな快いバイクやフレームでも、誰がどの様に組み上げたかがポイントです。
組み方次第で、そのバイクは「完璧に完成されたバイク」になるか、「ただ形だけのバイク」となるか、
見てくれは同じに見えるバイクでも実際にそれは操って演ると解るものです。
これがロードバイクの面白い処でも有ります〜。
プロが手間暇かけ仕上げたバイクと、某自転車店のバイトさん、NETUPの素人さんが…
DURAグリスをどうのこうの…いろいろ公爵言って作業していますが…はっきり言って無駄〜。
手順をきっちりと作業しいるかどうかがポイントだと思います。
例えば大切なワイヤー処理〜



左がワイヤーカッターで切断した直後、右がヤスリで平らにしたもの。
勿論コレだけではありませんがね〜

あとアウターケーブルの“エンドキャップ”も重要な部品ですね〜!
出来れば“アルミ製の窪みのある物”をチョイスしましょ〜
店頭で観察してみて下さい。
キャップ真ん中の穴をよく観察すると、エンドキャップは 穴の部分が“テーパー加工”されていて
摩擦抵抗が小さくなるように工夫されています。


さてさて出来上がったバイクFP3でTEST-RUNに大正池へ出かけてみると…
驚きました!
凄いの一言で…僕のPINARELLO FP3は全く別のバイクになっていました。
レバータッチの軽さ、変速の早さ、引き加減、ダイレクト感…入院前と全然違います。
 特に違うのは左手操作のフロントデイレラーの操作、ブラケット時の変速はあまり感じませんが…
下ハン時に軽く人差し指だけの“ONEフィンガー”でインナーからアウターへ載せられる様になりました。
電動DURAの様?
皆さんのバイクはどうですか?


ここの店長…なかなかやります!乗りての心を掴んでおります…。
長く書くのは疲れて来ました〜。


 お次は、「HUTCHINSONチューブレスタイヤ」です。


これは凄い!
皆さんは自動車のタイヤ、ブリヂストンREGNO GR-9000とかREGNOタイヤの自動車に乗った事は有りますか?
 あの「しなやかさ」「オンザレール」「速度が出れば出る程、路面に吸着する」とても似ています〜!
まず感じる印象は乗り心地の良さ、オンザレールの感覚、安心感、安定感、転がりの良さ、ちょうどアルミハンドル、アルミバイク⇒カーボンハンドル、カーボンバイクに乗換えた感覚に近いかな?
これはクリンチャーとは全く違う!ストレスがなく走れる。たった一度しか乗っていないが確かなアドバンテージを感じた。
普段履きと勝負用を同じにしないとクリンチャーでは…ヤバイかな〜って思う…FULCRUM RACING ZEROにも装着し、その感覚を身体に憶えさせたい。
N島さん、ありがとうございます。


お次は「DURA-ACE CN-7901チェーン」と「Inotec 105オイル」延びた役目を終えたチェーンとは明らかに違いますね〜!


伝達ロスが無く快適に廻ってくれます〜。
Inotecは一度しか走っていませんが今迄使用したオイルの中では間違い無くNo.1でしょう!
サラサラ使用なのに…ウエットの様に大変静かです〜。



「ブラケットポジョン変更」は5mm下げてもらいました。
見てくれ!操作性共に快い感じです。
 そして、このバーテープのロゴの揃い方見て下さい!凄いでしょ〜!素晴らしい出来栄えです。
しかし…店長は悪くありませんが…主は“バーテープの色”が納得行きませんので…
すんませんが…“黒色”に変更お願いします。


やはり組み手の人がバイクの性格、乗りての性格を理解していてくれるからこそ、いいバイクに仕上がるのでしょう。
真心込めて作っていただきありがとうございました。

大切なバイクFP3、今迄よりもっともっと好きになってしまいました。
ありがとうございました。
これからも4649!です〜。
くる年2013年は巳年〜よいお年を!