CATEYEクリテリウムレポート

CATEYEクリテリウムに参加してきました。
チームからは一人での参加だったので、またレポートを書いてみます。



10月8日 CATEYEクリテリウム at クレフィール湖東
C4L(13.8km=2.3km×6周) 順位 3位

タイム19'08.97 トップから2.28秒遅れ 平均43.24km 最高51キロ
心拍172/198 平均91回転

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試走をするために、当日は4時半起床の5時に出発。
緊張してるのか3時間ほどしか眠れなかった。



車中で菓子パン3つにバナナ3本とクッキーを貪る。
6時過ぎには到着した。
(後でパンフレットを良く見たらお昼にも試走の時間があった…。)



試走を済ませ、学生選手権予選と、カテゴリーC2のレースを観戦。(コース概要は後述)
それにしても皆いいバイクに乗っている、羨ましい!



その後、一時間ほど眠ってからお昼をコンビニに自転車で買いに行く。
レース前週に暴食を控えていた反動か、孤独によるストレスか
ここでも寿司、から揚げ、チキン南蛮、じゃがりこ×2などを貪り食う。



その後新聞などを読んだりして、また30分眠る。
隣に駐車している車のカーステレオからアニソンがガンガンに聞こえてくるので
ちょっとキレそうになる。
このときは孤独と闘っていた。。



レース開が3時23分なので2時過ぎから30分、会場外でアップした。
クレフィール湖東のある八日市は走りやすい道がたくさんあった。



主に高回転、低回転、スプリントなど。
最近の練習で、太ももの裏が痛い重い感じがあったのでどのくらいのアップで行ったらいいのかちょっと分からなくてどのくらいの強度でアップすればよいのか迷ったが、
軽めにした。


仮眠を取ってからは身体が少しだけ軽くなった。
ドリンクは朝からBCAAのドリンクを飲み、睡眠の時には足を上げて寝たことが良かったのかも知れない。



20分前にサインを済ませ、バイクを置いて脇で目をつむって瞑想した。


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コースは

赤が登り、黄色は下りを表している。



試走や午前のレースを見ていたりして、追い抜きの出来るポイントは結構多いと分かった。
基本は登り区間。あとは立ち上がりの早さが大切になってくると。



レースは今年2回目。
クリテリウムは初めてなのでどんなものかと、無理をしないことを念頭においたが、


目標は
・常に集団前方で走り続けること。
・基本ケイデンスは高めで加速をする。
・最終コーナーは5位以内で。
・残り2周からの逃げには乗る。
などだった。



どんな風にレースをしていくのか考えがまとまってなかったが
スタート前に高校生の顧問らしき人が、「最初の1周を耐えたらペースが落ち着いてくるから!」
と言う声に、そんなもんなのか…と妙に安心感を覚えた。


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30番手くらいからのスタート。クリートも上手に入った。
早速、先頭はダンシングでガツガツ上げていく。
でも、自分はシッティングで付いていける程度。


外周を終えて内側のコースの最初の登りでは20番くらいだったが、
こういうレースは集団の前方に居ないと無駄足を使うばかりだということを、
去年のけいはんなで嫌というほど味わったので、この登り(全て3〜4%の斜度)を利用して
ダンシングで一気に5番くらいに付ける。


それでも、やはり一週目はみんな頑張っているのか
コーナーのたびに団子状態に再びなって、
立ち上がりが激しい。
自分は常に誰かの後ろについて、ほとんどをシッティングで加速することが可能だった。
試走と違い、ドリンクボトルやツール缶を自転車から取り外していたので
重量が1.5キロ違うと、結構加速に影響するんだなと思った。


位置取りも厳しく、コーナーのラインをキープするような感じはなく、
コーナリング途中でもハンドルをクイックに動かすような場面が多々あった。
急ブレーキあり
180度ターンのところでは経験したことの無いくらいバイクが傾いた。
コンチネンタルのタイヤは堅くて路面状況が分かりやすくて自分に合っている!大好きだ。


位置取りは激しいが、
集団はみんな紳士だ。
罵声とかはなくて、みんなバイクコントロールが上手だと思った。




一周目の中間で一人が逃げる。
だが、みんな追わない。そんなに速い感じもしない。
2周目の途中まで集団がガツガツしていてそのうちに吸収された。




3周目でようやく集団が落ち着いてきた。


コーナーのたびに後方からの集団に飲み込まれかけながらも、
立ち上がりを高ケイデンスで前方キープをしていたが、
コーナーで飲み込まれることもなくなった。


そんなときに一人がまた飛び出した。
私は最後まで、前へは出ないと決めていたので3番手付き位置をキープしていた。


誰も追いかけない。
ちょっとずつ差は広がっていく。


私は後ろから前へ上がってきた選手にまた飛び乗り3〜5番手をキープ。
またしばらくして後ろから上がってきた選手に飛び乗りキープ。。。
以降、最終周まで同じ。


先日の京北の調整よりももう少しだけ下げたハンドルでポジションのエアロ効果が出ているのか、
正直下りでは後ろにベタ付きで休ませてもらえた。



誰も前を引きたくないのだろう。
私の前に居る選手も引いてくれと道を譲るが、私は拒否。
そして後ろから選手が上がってきてそれに飛び乗る(笑)。



協調して前を捕まえたい誘惑に何度もかられた。でも我慢。
逃げる選手とは最大で、20秒くらいは離れていたのではないか。





そうこうしてるうちに最終回のジャンが聞こえた。


外周を下り、内側コースの一つ目の登りに入り、
先を行く逃げの選手がたれているように見えた。
自分はちょっと余裕がまだありそうだった。


けいはんなでは最終周回なのか分からなくなって失敗してるので、
スタート/ゴール地点にある看板を遠目から凝視して『1』を確認。



もう、あと2キロも無いのだ。


アタックする。


すぐに上り終えてしまって、急ブレーキ、コーナリングダッシュ。すぐブレーキ。


なんかもの凄く無駄にエネルギーを使ってる感じがしたが、
この日一番、もがき続ける。


最後の下り区間の入り口で後ろとは5〜10秒は引き離しているように見えた。


下り始めまでに、もっと先頭と差を詰めておく必要があった。


下りを全力で漕ぐことは慣れていないのか難しい。



最終コーナー、2番手通過。
先頭にはちょっと届かないか…という感じで
『俺なんかが2位でいいの?マジで?』
なんて思っていた。


後ろを確認したら自分まではもう少し差がある。 (と感じていた…)


最終コーナーからゴールラインまでもがいたら何秒くらいだと、
試走で調べていたのに全力でもがきもせず、安堵感がでてしまい。。。


ゴール手前で、『後ろはどうなってる?』
とシッティングに切り替え確認した瞬間に差される…
アホです。



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というわけで
トップと2秒差の3位でした。


反省点はやはり最後に手を抜いたこと。
ほんの少しの気の緩みが結果にキッチリ表れるということが良くわかりました。


残念なところは、あともう少し早くアタックをかけておけば抜けたかなということ。
最後のくだりに入るまでに射程圏内に入れることが出来て入れば、
下り終えて抜き去ることが出来たと思います。


が、全部それも含めてこれが今の実力なのだと思いました。


ずっと逃げていた一位の選手はすごいと思います。


初クリテで途中まで付き位置ばっかりでしたが、
最後の追い上げができて、自分でもなかなか面白いことが出来たレースだったと思います。
皆さんに見てもらえたら楽しんでもらえたと思うのですが、また頑張ります!!




メディオ、ソリアのトレーニングが意味があるんだと思いました。
この冬はこれらを中心に、踏み込みの強化と回転練習をやっていこうと思います。



会長のアドバイスをはじめ、皆さん応援メッセージありがとうございました。
T店長、お電話をありがとうございました。レース前の孤独が癒されました。


景品をたっくさんもらいました!
表彰台で『3位 エンドルフィン2、S木幸太!』
と呼ばれた時は感動しました♪人生初の表彰台だったもので。
また頑張ります。